ニシムラ, カオル
NISHIMURA, Kaoru
西村 馨 所属 国際基督教大学教養学部 アーツ・サイエンス学科 職種 教授 |
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研究期間 | 2018/04~ |
研究課題 | 児童思春期の愛着形成・修復に資する心理・社会的アプローチの整備 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
科研費研究課題番号 | 18K03113 |
キーワード | 愛着、メンタライジング、支援者との情緒交流、グループセラピー、 トラウマ、児童福祉施設、心理教育、心理査定、心理療法、愛着(アタッチメント)、児童・思春期 、愛着トラウマ |
科研費分類 | 臨床心理学 |
代表分担区分 | 研究代表者 |
概要 | 児童・思春期の子どもを持つ養育者は、子どもの行動が理解できず、関係に苦労することが少なくないが、子どもに対する理解の視点と有効な関わり方を学びたいという強い要望を持っている。それに対して、愛着理論に基づくメンタライジングの視点は高い有効性を持っている。本研究は、児童や思春期のグループセラピーで示されたメンタライジング機能を整理し、それを基にして、メンタライジング機能の向上を図る、教授的手法と体験学習とを組み合わせた心理教育プログラムを開発し、実践を通して有効性を検討し、介入方針も含めたマニュアルとして完成させることをめざす。そのために、メンタライジング機能の査定ツールを開発、構成する。上記作業を通して、心理療法におけるメンタライジングの意義をより広く議論し、発展させることに貢献する。 |