カミトオ,タケヒコ   KAMITO, Takehiko
  上遠 岳彦
   所属   国際基督教大学教養学部 アーツ・サイエンス学科
   国際基督教大学大学院アーツ・サイエンス研究科 理学専攻
   職種   准教授(新職階制度)
研究期間 2012~2014/03
研究課題 学内に棲息する稀少動物の生態調査を元にした環境保全計画の立案
実施形態 機関内共同研究
研究委託元等の名称 国際基督教大学
代表分担区分 研究代表者
連携研究者 新津修平
概要 東京都都市部に位置する国際基督教大学(ICU)キャンパスにおいて、ニホンアナグマ(Meles anakuma)タヌキ(Nyctereutes procyonoides)、ネコ(Felis catus)、ハクビシン(Paguma larvata)、アライグマ(Procyon lotor)の4種の中型哺乳類の生息が記録された。4年連続で繁殖を行っているアナグマは基本的に夜行性の活動様式であるが、育児期には、昼夜を問わず活動がみられ、育児には、前年の子と考えられるHelper個体が存在すること、山間部と異なり、冬期間も活動を継続すること、ミミズ・果実を中心とした雑食性の食性であることが明らかになった。 タヌキ、ネコ、ハクビシンの3種は幼獣の姿も記録され、繁殖が確認された。この結果は、ICUキャンパスが都心部でも豊かな哺乳類相に恵まれていることを示す。その一方で、侵略的外来種であるイエネコとアライグマの存在は在来種にとって脅威となっていることが考えられた。