オザワ, イクミ
OZAWA, Ikumi
小澤 伊久美 所属 国際基督教大学教養学部 日本語教育課程(JLP) 職種 課程上級准教授 |
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発表年月日 | 2020/12/18 |
発表テーマ | 評価的思考(Evaluative Thinking)で教育実践を考えるとは? |
会議名 | MHB-IS部会 オンライン茶話会 |
主催者 | 母語・継承語・バイリンガル教育学会 インターナショナルスクール部会 |
開催地名 | Online |
会議区分 | その他 |
講演区分 | その他 |
単独共同区分 | 単独 |
発表者・共同発表者 | 小澤伊久美 |
概要 | 評価的思考とは、評価学・評価士の間だけでなく北米やオーストラリアなどの教育関係の省庁でも使われるようになった概念です。(授業で用いる学習評価よりも広い意味で「評価」を使っています。)
簡単に言うと評価の文脈に適用された批判的思考のことで、探究的態度とエビデンスの価値への信念によって動機づけられていて、特に以下のような行為に関与しています。 根拠なしに受け入れられている想定(assumption)を特定する 熟慮した問い(thoughtful questions)を投げかける 他者視点と省察によって、より深い理解を追究する 行動に備えて、情報に基づいた意思決定をする 現在教えている生徒や学生をみていて感じている課題と、関わっている教育実践の目標との間に、どのような変化の段階を想定しているか、その想定は論理的であり、疑う余地はないかを考えつつ、カリキュラムを考えたり(見直したり)、変化を捉える成果を何で可視化するかを考えたり、実践を修正しつつ目標到達につなげる次のアクションを考えたりするかを検討するための方法をご紹介します。 |